今週のお題「わたしと乗り物」
どうも!ちのcです☆
さて、わたしと乗り物という事ですが、今日は「8月19日 バイクの日」!
せっかくなので、今日はバイクのお話(*´ω`)
バイクとの出会い
ボクが初めてバイクに乗ったのは20歳の頃。
友人が知らない間に中型二輪の免許を取っていて、125㏄のバイクの後ろに乗せてもらったのが初めてでした。
もともと車が好きだったので、バイクには全く興味がなかったのです。
(ヘルメットをかぶると髪の毛がペシャンコになるし、ただでさえ広大なODEKOが広がるのを恐れたのもあります。)
しかしこの時、ボクの認識は間違っていたと気付かされました。
後ろに乗っているだけなのに、風を感じる心地よさ。
そして何より、車と違ってボクと周囲の環境とを隔てる壁(ボディや窓)がないので、草の匂いや太陽の日差しを身体で感じることができる。
めっちゃ楽しい!!
バイク最高!!(*≧∀≦)
単純極まりないボクは一瞬にしてバイクの虜になり、すぐに免許を取りに行きました☆
バイクがボクとたくさんの人たちをつないでくれた
中型二輪の免許を取得し、250ccのドラッグスターというバイクに乗りました。
バイクのおかげで新しい友人ができ、いろんなところへ連れていってくれました。
そして社会人になり、これまたバイク繋がりでできた友人の煽りを受け、大型二輪の免許を取得。
排気量が一気にアップして、600ccの「YZF-R6」というバイクに乗り換えました。
R6は、ボクの人生を大きく変えた1台です。
(写真は、後輩の同型色違いのバイク。ボクのバイクの写真は、実家の引き出しの中に…(^-^;)
友人のおかげで、ボクがバイクを乗り換えたことは瞬く間に知れ渡り、数多くの繋がりができました。
職場の先輩方にもいろんなところへ連れていっていただき、たくさんの思い出ができました。
バイク仲間と何度もツーリングに行きましたし、年に一度、車好きとライダーたちが集まって、総勢約30台(バイクと車半々くらい。車は一人一台(笑))でツーリングに出かけたり。
もともと人見知りで、「どんなことを話せばいいんだろう…」みたいなことばっかり考えてしまって、コミュニケーションがあまり得意ではありませんでした。
しかし、バイクによってできたつながりのおかげで、そんな心配はいつの間にか消え去っていました。
先輩方はいつも声をかけてくださり、しんどい時でもバイクの話で盛り上がったり、いろんな方との飲み会に連れて行っていただいて、また新しいつながりができたり…。
そのおかげで仕事も円滑に回り、人との繋がりの大切さを実感する、本当にいい経験ができたと思います。
バイクとの別れ
そんなバイクとの別れは突然やって来ました。
盗難に逢ったのです。
しかも自宅の前で。
早朝、泊りで出かけていたボクのもとに母親から電話があり、
「あんた、バイクどうした?置いてないんやけど…。」
あの日の事は今でも忘れません。
家に帰ると、雨に濡れたカバーだけが無残にも地面に広がっていました。
悲しみを忘れるために、ボクは以前から好きだった車に乗り換えました。
初めてのフェリー旅、北海道ツーリング
バイクに乗っていた頃、会社でお世話になっていた先輩方に、
「北海道にツーリングに行くぞ!!」
と誘っていただいていました。
北海道は、ライダーであれば一度は行ってみたい憧れの場所。
毎年夏に、ホクレンというガソリンスタンドでもらえるフラッグを集めるのも人気です。
しかし、バイクはもうありません。
そんなバイクを失くしたボクですが、先輩方のご厚意により、愛車で北海道ツーリングに同行させて頂きました。
愛車で北海道へ
北海道へはフェリーで渡ります。
生まれて初めてのフェリー。
そもそも、フェリーにバイクや車を載せられること自体初めて知りました(笑)
出発前、一人だけ車という事に一抹の寂しさを感じていたのですが、バイク組の荷物持ちを兼任できたので、長距離ツーリングにつきものの荷物問題を解決でき、思ったより役に立てました(*´ω`)
当時、京都に住んでいたボクは、仕事終わりで待ち合わせ場所の沓掛ICに向かいました。
一人、スーツで待ち合わせ場所に登場したボク。
「お前、何しに行くんや!」
とみんなに笑われました(^-^;
みんなと合流してからは、進路を北に取り舞鶴港へ。
ここで、生まれて初めてフェリーと対面!!
「で、でかい…」
出航は夜中のため辺りは真っ暗。
その暗闇がまた、船をより大きく不気味に浮かび上がらせるのです。
乗船手続きを済ませたら、誘導に従って船内へ。
船に乗り込んだ瞬間、タイヤの走行音が変わり閉鎖された空間にエンジンの音がこもる。
いよいよ出発するんだなと実感が湧きます。
部屋に荷物を置いたら気が付かないうちに出航していたので、デッキに出て皆で乾杯!!
フェリーはこれができるから楽しいんですよね☆
長距離フェリーの乗船時間は長い
さて、京都(舞鶴)から北海道(小樽)までの乗船時間はおよそ21時間。
ほぼ丸一日です(◎_◎;)
でも、船内では映画の上映があったり、ビンゴゲームがあったり、様々なイベントが開催されます。
もちろん参加は自由なので、皆で喋っていて飽きてきた時などに行ってました。
そして、もう一つの楽しみは食事。
船内にちょっとカワイイ乗組員さんがいました。
友人がレストランでメニューを選んでいた時のこと。
「こちらはいかがですか?♡」
ぱっと見で売れ残ったであろうとわかるおかずを勧められる友人。
「じゃあ♡」
こんなアホな友人の姿が見られるのも長距離フェリーの楽しみ☆
船内では温かい食事が食べられるのはもちろんの事、お菓子などを販売する売店もありますし、焼きおにぎりなどを販売する自販機もあります。
なので、船内はとっても快適!!
いい加減飽きてきたころに目的地に到着するのでちょうどいいです!
(帰りにフェリーに乗ったときは、さすがに暇でした)
やっぱり北海道は最高!!
荷物持ちとして同行した私ですが、気温や雨にも風にも影響されることがないので最高に楽しめました!!
二日目は気温30度超え、3日目は気温20度以下で雨という過酷な条件でしたので、ライダーのみんなにうらやましがられました(笑)
見渡す限りのまっすぐな道路、ジェットコースターのような見晴らしのいい道路など、北海道には走りごたえのある道がたくさんありました!!
本当に好きな趣味は、つながりがたくさんできる
ボクは、バイクに乗ることによって多くの人たちとの絆を得ることができました。
結果的にバイクは失くしてしまったけれど、絆はなくなりませんでした。
車で北海道ツーリングに同行させてもらったことも最高の思い出です。
「早くバイク買えよ!!」
とは今でも言われますが(笑)
たかが乗り物とはいえ、バイクは特別な乗り物だと思います。
知ってますか?ライダー同士がすれ違う時に、手を挙げて挨拶したら返してくれるんですよ!
お互い全く知らない人なのに。
集団でツーリング中だったりすると、20人だろうが30人だろうがみんなが挨拶してくれます(笑)
車はそんなのないです。
こんなのバイクだけです。
息子が大きくなったら、息子を乗せてツーリングに行きたいと思っています。
そして、ゆくゆくは息子もバイクを買って二人でツーリング。
バイクには危険がつきものなので、それは心配なんですけどね~(^-^;
(奥さんは絶対反対する…)
でも、息子にもあの楽しさを知ってほしいし、それによって開ける新しい世界を見てもらえたらなと思います。
一人で頑張ることも大切です。
しかし、「仲間」の大切さは一人では学べません。
バイクでなくとも、心から楽しい!!と思えるような趣味を見つけてほしいと思います。
自分自身が楽しいのはもちろんですが、それに共感する「仲間」は必ずいるからです。
一人でやるよりみんな一緒の方が楽しい!!
長くなってしまいましたが、今日はこの辺で…。
読んでいただき本当にありがとうございました!
ではまた~(*^▽^*)