どうも!ちのcです!
次男の誕生を機に「7か月の育休」を取得し、子ども達との楽しい?育休ライフを満喫しました。
モンテッソーリ教育もだいぶ実践できるようになり、ボク自身の成長も感じる今日この頃です。
今回は、ボクが育休を取得して良かったと感じたことの一つとして、「子どもとの向き合い方」についてのお話。
ボクの場合は、次男の誕生に合わせて育休を取得したわけですが、特に長男(4歳)との関わり方・向き合い方が変わったので、その体験をもとにお話していきます。
①子どもの想いや考えに気付ける
②子どもがのびのび成長できるようサポートできる
③子どもの自己肯定感を高めることができる
3つのメリットを上げましたが、②だけが得られるとかではなく、3つのメリットが関係しあっていて、①に気付けると②③ができるようになる、といった感じ。
育休を取ることで子どもと過ごす時間が長くなり、大変なことも増えますが、新たな気付きもたくさんあります。
子どもとの向き合い方が変わる育休
働いているときと育休中では、子どもと過ごす時間が圧倒的に違います。
当たり前のようですが、実際にその状態になってみると、骨身に染みるほど感じるようになります。
でもだからこそ、自然と子どもとの向き合い方が変わっていくのだと思います。
我が家は、次男が誕生した時に長男が3歳。
ボクが育休を取得した理由は、長男との時間を作ることが大きな目的の一つでした。
長男が2歳の頃から、二人で旅行に行ったり、遊びにもよく出かけていたので、仲良し親子を自負していました。
しかし、育休がスタートし、息子との時間が一気に増えると、それまでは起こらなかったトラブルが発生しました。
子どもにも想いや考えがある
ボクが育休に入った時は、長男が夏休みだったこともあり、ドクターイエローを見に行ったり、川遊びをしに行ったり、息子との楽しい時間を満喫していました。
しかし、長男の幼稚園が始まると、少しづつ問題が出始めます
朝の準備がなかなかできず、登園は遅刻ギリギリ。
「行ってらっしゃい!」と手を振った後、ぐったりして自転車で帰ることもしばしば…。
帰ってきたら、おもちゃを全部出して遊ぶものの、お片付けがなかなかできず、1時間以上かかる事も…。
毎回、声かけをするものの、なかなか行動しない長男にイライラが募っていきました。
そこに拍車をかけるように、育休中の予算問題が浮上。
こうなるともう、負のループにハマってしまいます。
「あれしなさい!」
「こうしなさい!」
「これしちゃダメ!」
当時のボクは、長男に対して注意しかしてませんでしたね(笑)
そして、気が付いたら、
長男「お父さんなんてキライ!!」
と言われてしまいました。
ボク「嫌いならもういい!!」
という謎の応戦…。
まさに子どものケンカです(笑)
子どもと接する時間が増えたことにより、子どもの難しい局面に接する機会が増えたことに加え、お金の問題というストレスが重なり…。
子どもの考えや想いを無視して、注意することにばかり意識が向いてしまいました。
仲直りのきっかけは奥さん
そんな荒れた状態のボクにきっかけをくれたのは、奥さんでした。
怒るでもなく、注意するでもなく、ボクが長男の想いに気付けなくなっている事実を、ただ教えてくれました。
そのおかげで、自分の視野が狭くなって、長男のことが全く見えていなかったことに気付くことができました。
第三者の目で見てもらえたのは、本当にありがたかったです。
育休前は、心に余裕があって、長男との楽しい出来事を中心に考えていました。
しかし育休に入って、長男と過ごす時間が一気に増えたことで、「自分が息子にいろんなことを伝えていかなくてはならない」と気負い過ぎたことも、視野を狭くした要因の一つです。
周りの子ども達を見ると、「なんてしっかりした子なんだ」と感じる場面が多く、余計にそう感じさせたのでしょう。
今まで、子ども達とそんなに深く接する事なんて無かったので、自分の中の基準が存在せず、他所の子がみんなすごく見えるんです。
まさに、「隣の芝生は青く見える」です。
他の子と比べるのは良くないとボクは考えています。
自分が親にされて嫌だったから。
しかし、それを自分の子どもにしてしまうという皮肉。
いろんなトラブルはあったものの、気付くことができて本当に良かったですし、やはり第三者の目は大切です。
長男とぶつかって変わったこと
長男とぶつかったことで、子どもとの向き合い方が大きく変わりました。
息子たちの考えや想いに気付けるように行動するようになったのはもちろんのこと、子ども達と過ごすことに対して、心の余裕ができました。
具体的にはこの2つ。
①ゆっくり話をする機会が増えた
②育児・教育に関心を持つようになった
①ゆっくり話をする機会が増えた
長男とぶつかったことで、子どもの気持ちを考えるようになった…
と言うより、息子の気持ちを知りたいと思うように変わりました。
そうすると、自然と息子の話をよく聞くようになりました。
今までも話は聞いていましたが、話の向こう側、息子の考えや気持ちを想像するようになったんです。
「何でそうなったの?」
「どうやってやったの?」
という疑問を投げかける会話が増え、息子の感情や想いを聞くことが増えました。
もちろん、全てに答えてくれるわけではありませんが、ゆっくりと会話をして気持ちを知ることで、長男も再び心を開いてくれるようになりました。
②育児・教育に関心を持つようになった
長男との深い会話が増えてくると、気付きや疑問が増えてきます。
それぞれの行動の意味や、理由など。
疑問に感じたことは奥さんに話して、ボクの考えや、どう対応すればいいのかなどを話します。
奥さんは保育士をしていたので、教育には精通していますし、ボクにとっては先生のようなもの。
(だからこその悩みもあるのですが、それはまた別のお話…。)
お互いに考えや意見を共有することで、「そんなことで悩んでるんだ」という意外な悩みを聞けたりもします。
ボクの考える父親の育休メリット
父親が育休を取得することによって、子どもと関わる時間が増えます。
ボクの経験でもそうですが、それまでは見えなかった事にたくさん気付くようになり、考え方が変わります。
①子どもの想いや考えに気付けるようになる
子どもと向き合う時間が増えることにより、子どもの想いや考えに気付けるようになります。
正確に言うと、話す機会が増えて「気付くことが増える」、といった感じでしょうか。
ボクの場合は、長男との衝突から始まったわけですが、共に過ごす時間が増えると、話をする機会が増えます。
幼稚園での出来事や、こんなことがしたい、あれが欲しい、こんなことが楽しい…。
まだ会話ができなくても、同じ行動をしていたり、好きなおもちゃや遊びがあったり。
何気ない日常の中にも、子ども達の想いを感じる場面が増えていきます。
②子どもがのびのび成長できるようサポートできる
子どもがのびのび成長できるようにサポートするには、子どもの想いや考えを知ることが第一です。
子どもと接する時間が増えることで、子どもの想いや考えに気付けるようになり、上手にサポートをできる準備が整います。
準備というのは、これがまだ初めのステップだからです。
様々な知識を学ぶことは重要ですが、子育てはやはり実践あるのみ。
経験して修正しながらやっていくしかありません。
子どもの考えや想いが分かっていないと、子どもの意見を尊重できなかったり、知らない間に否定してしまったり。
子どもの想いが分かっていないのに、のびのびとした成長をサポートすることはできません。
③子どもの自己肯定感を高めることができる
自慢じゃないですが、私は自己肯定感が超絶低かったです。
通信簿で言うと、10段階で「1」。
しかも、
小学校1年生から高校3年生まで1しか取ったことないよ!
くらいのレベル。
(高校って通信簿あったっけ…?)
そんなボクだからこそ言えるのですが、
子ども達の自己肯定感を伸ばしてあげるのは超重要です!!
巷で、「褒めて自己肯定感を伸ばす」なんて話も聞きますが、それだけで自己肯定感が伸びるならボクも苦労してません。
褒めるのも大切なことですが、本当に大切なのは、子どもがどう感じるか・どう考えるかなんです。
そのためには子ども達への声かけが重要になってくるわけですが、子ども達のことが分かっていないと、上手く声かけをすることは難しいです。
子ども達との距離が近くなることで、自己肯定感を高める上手な声掛けができるようになります。
まとめ
子ども達と過ごす時間が増えることで、様々な気付きがあります。
ボクの場合は長男との衝突から入りましたが、どんな形になるのかは人それぞれ。
育休を取ることで子ども達とたくさん接して、気付きがあるのは間違いありません。
我々男性は、お腹を痛めて子どもを産んだ母親とは違って、子どもと関わる時間や経験値が圧倒的に少ないからです。
受け身でいると、育休も形だけになってしまい、変化はありません。
最初は不安でも、やっていくうちにどんどん変わっていきます。
育休を通して、子ども達の想いや考えを知ることで、子ども達がのびのびと成長していく姿を楽しんでみましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!