どうも!ちのcです!
まだ陽も昇らない朝の4時。
暗闇の中で、1歳の息子にそっと耳を噛まれて目を覚ましました。
ここ最近は、毎朝4時起きです…。
二人目の誕生で騒々しくなった我が家ですが、上の息子が3歳になった辺りから、あることを感じるようになりました。
それは、自分の悪いところ・嫌いなところをしっかりと受け継いでいるところ。
正確に言うと、「自分の嫌いな部分」がすごく目につくんです…。
ボクの自己肯定感が低いせいかもしれませんが、まるで嫌いな自分が目の前にいるかのようで…。
でも、だからこそ自分を見つめ直す機会になったり、自分が忘れていた「良いところ」を思い出したり。
子どもと向き合うと、自分自身の新たな発見にもつながります。
今回は、子どもに自分を重ねてしまったら?育児にどう活かす?ということについてのボクの独り言です。
良くも悪くも、子どもは親に似る
性格はもちろんのこと、親と一緒に生活をしてその姿を見ているのですから、子どもが親に似るのは当たり前のこと。
しかしながら、我が家の場合は本当によく似ている。
怖がりなのに調子乗りだったり、本気で楽しめるまで時間がかかったり、人見知りだったり…。
それに加えて顔までそっくりだから、もう自分の分身なのかもしれません。
以前、奥さんが用事で子どもを一時預かり(託児施設)に預けていた時のこと。
奥さんに代わって、予定より早く仕事が終わったボクが迎えに行くと
「お母さまからお迎えのご連絡は聞いてないんですが…」
(ボクの顔を凝視)
(そして、遊んでいる息子の顔を凝視)
「お父さんがお迎えに来てくれたよ~!」
お迎え顔パスできました。
そのくらい似ています。
そんなに似ている親子なんですが、だからこそ、嫌な部分が見えると気になってしまいます。
子どもは親の嫌な部分も似てしまう?
ボクは子どもの頃から人見知りが強く、知らない人たちの中ではなかなか溶け込む事ができませんでした。
そして、母親がいないと知らない世界には飛び込めない、挑戦できない、失敗は周りのせいにしたり、拗ねてみたり。
もう、最悪のひねくれマザコンでした(笑)
大人になって直したものの、修正には時間がかかりますし、そもそも根っこの部分は変えることはできません。
息子を見ていると、そういった自分の嫌な部分が垣間見えてしまうんです。
挑戦を怖がって、ボクや奥さんがいないと飛び込めなかったり…。
(今のところマザコンではないようです…。良かった…。)
そんな姿を見ていると、昔の自分を見ているようで、嫌な気分になってしまいます。
無意識のうちに、息子に自分の姿を重ねているのでしょうね。
自分と同じ道に進んでほしくないという想い
そういったネガティブな面が気になるのにはもう一つ理由があって、自分と同じになってほしくはないから。
実際に自分が歩んできた道だから分かる事なのですが、本当に損してきたなと思うことが多いんですよね。
もちろん、ボクの人生が間違っていたわけでは無いんです。
たくさんの人に愛されてきたし、面倒見てもらって、本当に良い人達に囲まれてきました。
でも、「あそこでもっと前向きに挑戦できたら…」「もっといろんな人と関わることができたら…」と思ってしまうんです。
ボクの場合は本当に内向的で、さらに自分で考えるという事をしてこなかったので、人間関係や学び・発見が極端に少ないんです。
今でも自分の考えをまとめるのにはかなりの時間がかかりますし、ついつい人の意見に流されたくなります。
(その方が楽だし…。)
息子には同じような経験はさせたくない。
というより、もっと広い視野を持って人生を楽しんでほしいんです。
自分自身のネガティブイメージをこれからの育児に活かす
歴史に「たら・れば」は無い、という話を聞いたことがあります。
過去を振り返って、「もし、あの場面でこうしていたら…」なんて言っても、過去を変えることはできませんからね。
しかし、育児は違います。
自分が経験してきたことは子どもたちに伝えることができるんです。
自分の経験は次に活かす事ができます。
ただ、あまり気負いすぎると子どもたちの負担になりますし、自分自身にとっても精神衛生上よくありません。
ボクは、あくまで参考程度に捉えています。
子どもたちの行動や性格を知ったうえで、自分の経験を参考にして対策を考えるって感じでしょうか。
対策って言うと大層なものに感じますが、生活リズムを変えてみたり、コミュニケーションの取り方を変えてみたり、そんな大したことはしていません。
我が家の具体的な取り組み
先にも述べましたが、ボクは極度の人見知りで、知らない人たちの中でなかなか溶け込むことができませんでした。
しかしそれは、自分自身で人見知りだと思い込んでいた事と、人間関係をうまく構築する成功体験が少なかったからだと考えています。
息子の場合、他の人たちに興味はあるけれど、なかなか輪に入れなかったり、仲良くなるまでに時間がかかります。
なので、知らない子ども達と関係を深められるよう、子ども達の遊びサークルに通っています。
親は送迎だけで、あとは引率の方がいろいろ連れて行ってくれたり、一緒に遊んだりと、基本は子どもだけの世界になります。
初めは一人で参加することを渋った息子でしたが、2,3回行ってみると、他のお友達と仲良く遊べるようになり、帰ってきてその日の楽しかったことを話してくれるようになりました。
日常生活においても、息子に自分で考えるように促しています。
「言われたからやっている」「ダメなことだからやらない」
そこには、「なぜなのか?」という自分の意思や考えがないのです。
そんな考えで動くような子は、これからの人生、必ず苦労することになります。
ボク自身のネガティブな経験をもとに、子ども達にはいろんな経験を楽しめる人間になってほしいものです。
まとめ
子どもに自分の嫌な部分を見たときは、「気付き」であるとボクは考えています。
自分がしてきたネガティブな経験を、育児に活かすために「気付く」ことができたのだと。
ボクたち大人が子供たちにできることは、あくまでサポートですが、自分が経験したことのないことは、子どもたちに教えることはできません。
子ども達が困っているとき、似ているボクだからこそできる適切なサポートがあるはずです。
そして、自分自身を見つめ直す良い機会にもなります。
ボクも、自分がひねくれマザコンだと気づくことができましたから…。(笑)
そうでなくとも、人から言われて気付く自分のクセは案外多いものです。
子ども達は、ボクたちの姿を映す鏡のようなものなのかもしれません。
今日も読んでいただきありがとうございました!
ではまた!