どうも!ちのcです!
父親歴も、気が付けば5年。
楽しいことも辛いこともたくさん経験してきましたが、子どもとの関り方も、だいぶ様になってきたかな?と感じる今日この頃です。
今回は、ボクが子ども達と関わっていく中で、とても役に立ったモンテッソーリ本をご紹介したいと思います。
長男がモンテッソーリ幼稚園に通い始めたのをきっかけに、モンテッソーリ教育について学び始めました。
モンテッソーリに限らず、「~教育」と聞くと少し堅いようなイメージを持たれるかもしれませんが、実際にはそう難しいことはありません。
ボクは、モンテッソーリ教育のことを自分の子育ての「指針・道しるべ」のように捉えています。
モンテッソーリ教育は、子どもの自立を主目的においていて、大人がやることはそのサポートであり、環境を整える事です。
なので、子育ての経験がない人でも取り入れやすく、まさに父親にぴったりなんです。
モンテッソーリ教育に関して様々な本を読んできましたが、今回ご紹介する本は、特に実践しやすく、しかも初心者でもわかりやすく書かれているのでおススメです!
①モンテッソーリ教育の考え方や子どもとの向き合い方がわかる
②シチュエーション毎に解説されている
③様々な子どものタイプを想定している
④悩んだ時に振り返る機会をくれる
モンテッソーリ教育実践の入門書
モンテッソーリ教育は、様々な幼稚園や保育園でも取り入れられていて、日本でもかなり広がってきたのではないかと思います。
将棋の藤井聡太さんがきっかけとなり、世界の著名人がモンテッソーリ教育を受けていたと話題になったこともありました。
そんなモンテッソーリ教育を、おうちでも実践できるようにと書かれているのが、今回ご紹介する「おうちモンテッソーリはじめます」という本です。
モンテッソーリ教育の考え方やそのあり方の説明から、実際の生活でどのように取り入れていくのかが、わかりやすく説明されています。
それでは、それぞれのメリットについて見ていきましょう!
①モンテッソーリ教育の考え方や子どもとの向き合い方がわかる
モンテッソーリ教育って何?という人でも、その概念が分かるように、簡単にわかりやすく説明されています。
ほとんどの教育法に共通することですが、モンテッソーリ教育はある決まった行動をすることが大事なのではありません。
子どもとどうやって向き合っていくのか?
大人は子どもに対してどう接するのがいいのか?
そういった基本的なスタンスを示してくれるのがモンテッソーリ教育です。
それはつまり、どんな場面にも応用がきくし、私たち大人の基本的なスタイルを確立してくれるものだと考えています。
また、この本の良いところは、おうちでモンテッソーリ教育を実践することに特化しているという事。
ご存じの方もいるかもしれませんが、モンテッソーリ教育には「お仕事」というものがあり、そのための「教具」があります。
しかしこの本で紹介されている方法では、高価な教具は必要ありませんし、家にあるもので子どもたちは「お仕事」をすることができます。
なので、家庭でも取り入れやすく、子ども達と楽しんで実践することができます。
②シチュエーション毎に解説されている
子育てにおいて、様々なシチュエーションがありますが、この本ではそれぞれのシチュエーション毎の向き合い方が解説されています。
よくあるモンテッソーリ本では、特定のお仕事を紹介されているものが多いのですが、この本では実際の生活に取り入れることを前提としているので、シチュエーション毎の対応方法が解説されています。
そして、私たち大人がどういったスタンスで子どもと向き合うのが良いのか、解説されているのも非常にありがたいポイントです。
子ども達と一緒にいると、「これで良いのかなぁ?」と迷うことがあるのですが、そうなると子どもへの対応も曖昧なものになりがちで、子ども達にもこちらの想いは伝わりません。
大人が自信をもって対応できるよう、わかりやすく解説されています。
ボクもそうだったのですが、子ども達と一緒にいると、「これでいいのかなぁ?」とか、「なんて言えばいいんだろう…?」と迷う場面にしょっちゅう遭遇します。
そんな時には、こういった一つのスタイルを確立しておくことは非常に大切です。
何より、迷うことが少なくなるので、非常に楽になります。
③様々な子どものタイプを想定している
多くの子育て本では、「おススメ行動」みたいな感じで、モデルとなる行動が示されているものがあるのですが、全ての子どもに当てはまるわけでは無いのが現実です。
「やってみたけど全然上手くいかない!!」
なんてことも多々ありますよね(笑)
この本では、
「こんな子にはこうしましょう。」
「上手くいかないときは、こうしましょう。線引きは大切です。」
などどいった感じで、様々な子どものタイプを想定して解説がされています。
1つの決まった答えを作ってしまうと、その通りにならなかった時に「失敗した」となってしまい、大人の方がストレスを抱えてしまいます。
しかし、「これでいいんだ」という基本的なスタンスが示されていることで、上手くいかなかった時にも自信を持って行動できるようにしてくれるのが、この本の良いところです。
④悩んだ時に振り返る機会をくれる
子どもと一緒に過ごすにあたっては、必ず悩みやカベにぶち当たることが出てきますね。
ボクは、そんなときにこの本を読み返すようにしています。
改めて気付くことがたくさんあったり、壁を超えるための発見があったりします。
上の項目でも書いていますが、様々なシチュエーション毎の解説がされているので、結構参考になるんです!
初めに読んだ時は「へぇ~」くらいの感想でも、いざ自分がその場面に遭遇した状態で読んでみると
「おぉぉ!!!確かに!!!なるほどね!!!」
ってくらいに感じ方が変わります(笑)
そしてもう一つ重要なのが、自分の頑張りと成長に気付くことができる事です。
改めて読み返してみると、
「うんうん、そうだよね~。」
「うん、最近これ出来るようになったんだよね~。」
「…俺、結構成長したかも?」
という感じで、自分自身の成長と変化に気付くことができます。
子どもと真っすぐに向き合うと、子どもに対する気付きも増えますが、上手くいかないことが多くて自信を無くしたり、自分の子育てが間違っているんじゃないかと感じることがあります。
父親の子育てって、相談できる人がなかなかいないんですよね。
だから、失った自信を取り戻すところがなかなか無い。
でも、悩んだ時に読み返してみると、意外と成長している自分に気付くことができる。
そして、実践内容も簡単なものが多いから、「じゃぁ、今度はこれをやってみよう!」って前向きになれる。
なので、定期的に読み返すのもおススメです!
まとめ
今回ご紹介した「おうちモンテッソーリはじめます 生き抜く力の伸ばし方」は、これから子ども達と向き合おうとしている父親にはぴったりの子育て本です。
子どもとの向き合い方を知ることで、子どもとの時間が今までとは違うものになりますし、これから子どもが産まれてくる方にとっては、まさに教科書になるような本です。
これから子どもが産まれてくる方には、こんな本もおススメです!
本を読むだけでそんなに変わるもんか?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、何も知らない状態で子どもと向き合うのは大変です。
せっかく先人の知恵があるのですから、活かさないのはもったいない!
ましてや、読むだけで知識をつけて実践できるのですから、こんなにお手軽なものはありません。
子どもとの時間が、楽しく素敵なものになるようにしてくれる一冊になるはずです。
今回も読んでいただきありがとうございました!! ではまた~☆