どうも!ちのcです(*^_^*)
息子の「モンテッソーリ幼稚園」入園をきっかけに、モンテッソーリ教育を勉強中の2児の父親です☆
あなたの子どもさんは、外に出かけた時、何かを拾ったりしませんか?
石とか木の枝とか、どんぐりとか…。
我が家では、ほぼ毎日散歩に出かけるのですが、出かけるたびに息子が木の枝を持って帰ってくるので正直困っています(笑)
暴風雨の翌日に落ちていた大きな枝も、彼の戦利品です(;^_^A
「置いて帰ろうね」と言うのですが、もちろん「イヤ!」と拒否。
嬉しそうに拾ってくるので勝手に捨てるわけにもいかず…(笑)
ただ、ふと自分の過去を振り返ってみると、ボクもいろんなものを収集してきたなぁと思います。
さらこな(道路の端にある粒子の細かい砂)にはじまり、BB弾(エアガンの弾)や木の実など、とりあえず拾いまくってました。
色の違うBB弾(スケルトンカラー)を拾った時は、
「う、うおぉぉぉーーー!!激レアや!!!」
って感じでした(笑)
そう考えると、木の枝を拾う息子の気持ちもわからないではないなぁと思ったり。
ただ、奥さんにこんな話をしても、全然理解してもらえません。
何かを集めるというのは、女性には分からない気持ちのようですね(ノД`)・゜・。
今回は、男の子の収集癖と知育への活用法についてお話ししたいと思います!
男の子が拾い集めるのは本能
男の子が何かしらを拾い集めてくるのは、もう本能と言ってもいいのではないでしょうか。
男の子が棒を集めるのは、戦う本能が残っているからだと言う話を聞いたことがあります。
ヒトは大昔、肉食動物などの外敵から身を守る必要がありました。
食べていくためには狩りもしなくてはなりませんでした。
そんな大昔の名残なのだと考えると、人間って面白いなぁと思ってしまいます。
男の子が何でも拾い集めてくるのは、生きていくために何でも集めておくという本能なのでしょう。
ただ、その対象が変わっただけなのかもしれません。
へびイチゴを集める息子。
これは、食料を集める本能。
石を拾う息子。
これは…、何の本能?
ドングリ拾いも秩序のトレーニング
うちの息子の場合、スタートはドングリ拾いでした。
近所に神社と雑木林があるので、ドングリがやたらと落ちているのです。
息子にとってはもうパラダイス!
毎日のようにドングリを持って帰ってきました。
大きいドングリに小さいドングリ、帽子付きにまだ若いみどりのドングリ。
いろんな種類のドングリを拾っていたのですが、途中である事に気付きました。
いつものようにお散歩でたくさんのドングリを拾っても、その日は大きいドングリばかり。
別の日は、小さいドングリばかり。
どうやら、同じ形のドングリを選んで拾っているようなのです。
ドングリを拾う事でも、彼なりの秩序があるようです。
モンテッソーリ教育の中で「秩序の敏感期」と言うのがあります。
「同じものに拘る(同一性)」
「大きさなどを比べてみる(比較)」
「同じ種類に分けてみる(分類)」
これらの段階を踏んで、論理的思考を作り上げていくのです。
やがて我が家はどんぐりハウスに
持って帰ったドングリは息子がおもちゃにしていたのですが、日に日に数が増えるのでいい加減持て余してしまい…。
部屋のいたるところにドングリが落ちている状況になりました。
玉を転がして遊ぶおもちゃは、いつのまにか玉がドングリに変わり…
大事なものを入れる小瓶はドングリが溢れかえり…
洗濯かごの中にもドングリ…
布団をめくればドングリ…
我が家は「どんぐりHouse」に変貌したのです( ;-`д´-)
ドングリは裸足で踏むと超!痛いので、持ち帰ったドングリはきちんと片付けておきましょう(笑)
「所有」という認識が生まれる
はじめは拾うばかりだったものが、途中から認識の変化が現れてきます。
「拾ったもの=自分のモノ」という、所有する認識が出てきたのかなと思います。
ある日の散歩で、息子はいつものように大量の木の枝を拾い集めていました。
しかし、その日の目的地は近所のドラッグストア。
大量の木の枝を店内に持って入るわけにはいきません。
木の枝持って買い物してる人なんて、見たことないですからね。
ボク「その枝、そこに置いておいたら?」
ボクは、入り口にある傘立ての近くのスペースを息子に勧めました。
息子「…いやや、持っていく。」
ボク「ん~、でもお店の中には持って入れないからね~。」
息子「持っていく~。」
ボク「なんで?」
息子「だって、ここに置いておいたら誰かにとられるかもしれへん!」
ボク「…」
息子よ。
誰がそんな木の枝を持っていくのだい?( ;-`д´-)
何とか説得して、しぶしぶ木の枝を置いてお店に入りました。
店内では、息子の大好物のチーズを購入し、息子もテンションアップ!
息子「おうちでチーズ食べる!!」
ダッシュでお店を飛び出そうとする息子。
ボクが声をかけなければ、木の枝はお店の前で忘れ去られるところでした。
さっきは、あんなに警戒してたのに…。
所有する認識が出てきても、好物にはまだまだ敵わないようです(^-^;
拾った戦利品(木の枝やドングリ)も知育に活用
毎日のように木の枝を拾ってくる息子。
木の枝が溜まってきて、家の前が廃材置き場みたいになってきました。
そのまま捨てるのもなんだか忍びないので、息子と一緒に遊べる方法を考えてみました。
さっそく、家にあった画用紙とボンドを用意。
そして、息子が好きなように画用紙に貼り付けてもらいました!
大きさや形の違う木の枝を思ったように貼り付けていくんですが、思ったより楽しかったみたいで、一生懸命取り組んでいました。
完成した作品は、リビングに貼ってあげました☆
かなり嬉しかったようで、
「ボクが作ったよ!」
と、おばあちゃんに自慢してました( ≧∀≦)
捨ててしまうとただのゴミですが、上手く活用すれば子ども自身も楽しめるし、成長にも大きく貢献してくれます。
まとめ
男の子は、何でも拾って集める習性があります。
大人にとってはただのゴミ。
でも、上手くサポートしてあげればいろんな能力を伸ばす事ができます!
たまに、拾ってはいけないものを拾うこともありますが…(^_^;)
お散歩ひとつとっても、子どもをよくよく観察してみると、色んな変化に気付くことができてなかなか面白いです!
これでお散歩がまた楽しくなります☆
今日も読んでいただきありがとうございました!
ではまた~♪(*^▽^*)