どうも!ちのcです!
6歳の長男(繊細さん)と、3歳の次男(暴れん坊将軍)を相手に、
「父親だからこそできること」
「子ども達に伝えたいこと」
そんなことを考えながら、日々勉強中です。
突然ですが、あなたは子どもとの関り方で、どんな事を意識をしていますか?
強くたくましい子になってほしい、賢く自分で考える力を持ってほしい。
はたまた、のびのびと自由に育ってほしい。
様々な考え方があると思いますが、それぞれの考え方によって接し方・関わり方が変わってきます。
子どもへ一番影響を与えるのが「声かけ」です。
今回は、子どもへの「声かけ」についてお話をしていこうと思います。
今回ご紹介する本は、犯罪を犯した子ども達がどのような声掛けをされていたのか、保護者とどのようなかかわり方をしていたのかを分かりやすく解説している本です。
犯罪という言葉を聞いて、多くの方は「我が家は関係ない」と思われるでしょう。
しかし、どの家庭でも起こり得るような内容で、子ども達と関わっていくうえで知っておいて損はない内容になっています。
・失敗例から学ぶ
・実例を元にしたフィクションで身近に感じられる
・誰にでも心当たりがある内容
子育てをする上で知っておいて損はない声かけの実例
子どもとの関わりのなかで、大きな影響を与えるのが「声かけ」です。
自身の想いや考え方を伝えるものであり、コミュニケーションのもっとも大きな部分といっても過言ではありません。
ですが、声かけを意識して子育てをされている家庭は案外少ないのではないのでしょうか?
日々忙しい中で、様々なストレス・疲れにさらされ、つい感情的な言葉が出てしまうこともあります。
また、子どもを思うあまり、つい行きすぎた声かけをしてしまう場面もあるかもしれません。
親の想いが、必ずしも子どもに正しく伝わっているとは限りません。
そういった観点からも、失敗例から学ぶことはとても役に立つことです。
「犯罪=家庭環境に問題」だけではない
犯罪というと、家庭環境に問題があるというイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし、この本で紹介されている事例はそういったわかりやすい構図ではなく、何気ない声かけ・関わり方から子どもの心を歪めてしまった事例が取り上げられています。
読んでいただくと、誰にでも心当たりがある内容が出てくるはずです。
犯罪とまでには至らなくても、私達親の投げる言葉によって、子どもが辛く感じていることもあるという事例を知ることができます。
近年は、自己肯定感という言葉が良く聞かれるようになってきましたが、まさに自己肯定感を傷つけるような関わり方が原因になっているものもあります。
声掛けを主体に子どもとの向き合い方が語られる
本のタイトルにもあるように、声かけを中心に「子どもとの向き合い方」が語られています。
声かけだけでこんなに影響あるの?
というような内容も多く、普段の関わり方の大切さを感じさせられます。
何気ない言葉でも、子どもにとってはプレッシャーになったり、自尊心を傷付けてしまうこともあります。
「声かけの取り組み」という形になるとやる方も大変になりますが、失敗事例を知っておくことで、自然と普段の声かけに注意するようになります。
実例をもとにしているので共感しやすい
実例を元にしたフィクションで、それぞれの事例について語られています。
なのでとてもわかりやすく、それでいてリアリティがあるので、自身の出来事に置き換えて考えることができます。
両親との関わりのなかで起こったものから、祖父母との関わりの中で起こったもの。
そして、大人になってから問題が表面化したものなど、状況は様々です。
しかし、そのどれにも共通しているのが、
「悪意を持って子どもと接していたわけではない」
ということ。
みんな、子どもが大切なんです。
しかし、その想いが間違った方向に出てしまう。
結果として、子どもを苦しめてしまう。
親が意図したこととは全く逆の結果に繋がっているんです。
一度、子ども達との関わり方・声かけについて振り返ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
子どもたちに大きな影響を与える声かけ。
しなしながら、これが正解!というものはありません。
それぞれに個性があり、一つのやり方が全ての子どもに通用するとは限らないからです。
ただ、失敗例を知ることで、「もしかしたらうまく伝わってない?」と考えることができます。
間違った道を進んでも、途中で立ち止まることができるんです。
そして、親の考えを子どもと共有することで、お互いの気持ちを理解することができます。
普段、子どもとそういった話をする機会はあまり無いかもしれません。
しかし、一度話してみると、意外な発見があるかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ではまた!