どうも!ちのcです( ≧∀≦)ノ
息子のモンテッソーリ幼稚園入園をきっかけに、モンテッソーリ教育を勉強しています!
子どもと公園に行くと、たまに気まずい出来事が発生します。
息子がお砂場セットで遊んでいるとき、同じ年齢くらいの子どもが来て、一緒に遊びたそうに見つめてくる。
ボク「かわいいな~☆」
というボクの想いとは裏腹に、息子はおもちゃをささっと囲い込む。
たぶん息子の中では…
守衛「大変だ!敵が攻めてきたぞ!!おもちゃを守れ!!」
防御兵A「緊急事態発生!!緊急事態発生!!エマージェンシー!!」
防御兵B「すぐに防御壁を!!」
けたたましいサイレントともに、そんなやり取りが繰り広げられているはず…(笑)
そんな状況なので、もちろん「おもちゃを譲る」なんて選択肢が出てくるわけもなく…(^_^;)
相手の親御さんがいるときは、ますます気まずいんですよね。
みんながわかってくれてるわけじゃないですからね(笑)
ボク自身、なぜそうなるのかを理解していなかったので、とても気まずい思いをしていました。
でも、これは子どもが「社会性」を育んでいるということを知ってからは、納得できるようになりました。
今日は、
どうして子どもはおもちゃを譲らないのか?
ボクたち親はどんなサポートが出来るのか?
ということについて、ボクが学んだことをお話ししようと思います。
子どもがおもちゃを譲らないのは、社会的行動を学んでいる
子どもたちは、自分以外の世界・社会が存在することを知りません。
すべてが自分の世界の出来事であり、世界は自分を中心に回っているようなもの。
しかし、他の子どもたちと触れ合うことで、自分以外の「社会」というものに気付き始めるのです。
モンテッソーリでいうと、「社会的行動の敏感期」です。
3歳頃にやってくる社会的行動の敏感期
他の子ども達とおもちゃの取り合いをしたりすることで、自分以外の人たちの世界について学んでいきます。
そして「所有」という概念を育てていくのです。
自分が「所有」しているという認識ができて、「共有」に進めるのではないかなと思います。
説得してもおもちゃは貸さない
以前、公園で息子と遊んでいたときのこと。
いつものように、砂場でトーマスのおもちゃを走らせる息子。
砂の中に潜ったり砂場のへりをはしったり、しまいには分解されて、もうボロボロのトーマス。
そんな様子を見つけて、一人の男の子が走ってきました。
「ボク、トーマス大好きなんだよね~。」
やはりトーマス人気はすごい。
男の子はみんなトーマスが大好きなんですね。
息子のトーマスはもうボロボロ(というか、分解されてる)なんですが、男の子は遊びたくてたまらない様子。
男の子は、仲間にしてほしそうに息子を見ている。
息子は無視した。
しかし、男の子は諦めない。
息子はトーマスを力強く握りしめ、懐に抱え込んだ。
男の子はそっと息子のもとへ寄り話しかける。
ボクは見てられず、
ボク「一つ貸してあげたら?」
と聞きました。
息子「イヤ!!!!!」
全く迷いのない返答。
ボクが説得を試みるも、それ以上の返事は得られず…。
そして、男の子もなかなか諦めない!(笑)
もう、途中から意地になってきて、ケンカの一歩手前( ;-`д´-)
そこへ現れたのが、男の子のお姉ちゃん(推定5歳)という救世主!
「帰るよ!」
男の子はお姉ちゃんに連れられて帰っていきました。
さすがお姉ちゃん(笑)
それを見届けた息子は、安心してトーマスで遊び始めました。
どこでも走るので、土まみれのトーマスとジェームス。(分解されて台車だけ…)
「譲らない=わがまま」ではない
ボクは、社会性を育んでいるということを理解していなかったので、必死で説得を試みていました。
もちろん、無駄でした(笑)
そもそもそういった概念がないので、説得すること自体が無意味なんですよね。
おもちゃを譲らない姿を見ると、つい「わがまま」というイメージが浮かんでしまいます。
大人になってそんなことしてたら問題ですが、そうならないために子どもたちは成長しているところなんですね。
この世界に 産まれてから、まだ持っていない概念を習得しようとしているのです。
おもちゃを譲らないときはこうしよう
本を参考にして、我が家で導入した方法は2つです。
①そっと見守る
②子どもに自分で決めさせる
そっと見守る(ケガの無いように…)
これが一番いいのかなと思います。
おもちゃを譲ることができなくても、
「彼は今、所有の概念を育んでいるんだな。」
そう思って遠くから見守ります。
子どもは、いろんな経験をしながら多くのことを学んでいきます。
それに、子どもには子どもの世界があります。
そこに親が出ていく事自体が成長の邪魔なのかもしれません。
ただ、ケガだけは気を付けなくてはならないですよね!
子どもに自分で決めさせる
どうしても声掛けをしなくてはいけなくなった時。
どうしても「叱って」しまいそうになります。
でも、まずは子どもの気持ちを受け止めてあげる。
そのうえで、
「どのおもちゃなら貸してあげられる?」
と、子どもに選んでもらいます。
もちろん、「ヤダ!」と突っぱねられることもあります(笑)
気長にいかないといけませんね(*´з`)
まとめ
おもちゃを譲らない子どもを見ると、ついつい「わがまま」「いじわる」と捉えてしまいそうになります。
そして、親も気まずい思いをしてしまいます(^-^;
ですが子どもたちは、そういった体験を通して成長しているのです!
ケガをしない程度に、そっと見守ってあげましょう☆
今回参考にさせて頂いた書籍はこちらです
今日も読んでいただきありがとうございました!
ではまた~(*^▽^*)