どうも、ちのcです!
5歳の長男(繊細さん)と、2歳の次男(暴君)を相手に、
「父親だからこそできること」
「子ども達に伝えたいこと」
そんなことを考えながら、日々勉強中です。
我が家では、長男がモンテッソーリ幼稚園に通っています。
元々は、奥さんの強い希望だったのですが、長男の入園をきっかけに、ボクもモンテッソーリ教育について学ぶようになりました。
「モンテッソーリ教育」という言葉を知っている方は、たくさんいらっしゃると思います。
でも、じゃあどんなことをしているの?ってところは知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、
モンテッソーリ幼稚園ってどうなの?
どんなことやってるの?
通ってみて実際どうなの?
という部分を掘り下げていこうと思います。
実際に2年半モンテッソーリ幼稚園に通っている長男の成長と、父親視点の感想を交えてお伝えしていきます。
モンテッソーリ幼稚園の特徴
実際の感想に入る前に、モンテッソーリ幼稚園の特徴についてお話していこうと思います。
モンテッソーリ園の大きな特徴としては…
お仕事の時間
縦割り保育
自立を促す環境づくり
そもそも幼稚園について知識のなかったボクにとっては、どれも馴染みのないことばかりでした。
お仕事の時間
モンテッソーリ教育では、教具を使った「お仕事」があります。
教室の棚には教具が置かれていて、子ども達は自分で選んだお仕事に取り組みます。
教具を自分のテーブルまで持ってきたら、お仕事に取り組む。
お仕事が終わったら、片づけて、また別のお仕事に取り組む。
子ども達は、黙々とお仕事に取り組みます。
先生は、子どもたちの様子を見ながら、声掛けをしたり、必要であればサポートをします。
完成したお仕事は、子ども達が先生に見せに行きます。
中には一人でできないお仕事もあるので、そんな時は先生と一緒にお仕事に取り組みます。
縦割り保育
モッテッソーリ教育を取り入れている園では、ほとんどが縦割り保育を取り入れています。
縦割り保育とは、
年長さんから年少さんまでが同じクラスで過ごすことです。
基本的に、年長さんが年少さんのお世話をしています。
異年齢の子ども達と過ごすことによって、相手のことを考える土壌ができます。
長男がモンテッソーリ幼稚園に入園してびっくりしたのが、
みんなとっても優しい!!
穏やかで、年長さんは下の子に対しても積極的に声を掛けてくれます。
もちろん、それぞれの子どもの性格による違いはあるのでしょうが、こういった部分は縦割り保育の大きなメリットでしょう。
長男の通う幼稚園では、縦割りと通常のクラス分けを併用しています。
年齢ごとの活動を行うときは、学年別のクラスで活動をします。
自立を促す環境づくり
モンテッソーリ教育は、基本的に子どもの自立を促す教育スタンスを取っています。
先生たちもそういった考えのもとで、子ども達が自分で考えて行動できるように環境を整えてくれます。
先生が全てを手助けするのではなく、声掛けやサポートで、子どもが自分でできるようにします。
モンテッソーリ幼稚園に通って成長できた部分
ここまで、ザックリとしたモンテッソーリ幼稚園の特徴についてお話してきました。
ここからは、実際にモンテッソーリ幼稚園に通っている長男の成長についてお話します。
息子の成長において、一番に感じたのは「集中力の向上」です。
先にも述べましたが、モンテッソーリ幼稚園ではお仕事の時間があります。
家ではバタバタ走り回っている長男も、
お仕事の時間は黙ってただひたすらにお仕事に取り組むのです。
時間としては1時間ほど。
お仕事の種類によっては、完成品を家に持ち帰ってくることもあります。
息子が好きなお仕事は、「糸掛け」や「縫いさし」など。
いまは「刺繡」にチャレンジしているところです。
持ち帰ってくる作品の完成度も、だんだんと上がっていきます。
1つのお仕事でも段階があるものもあって、先生に合格をもらうと次のステップに進むことができます。
1つのことに集中して取り組む力が付いたのは、とても大きな成長です。
親である自分自身の子育てへの変化
長男のモンテッソーリ幼稚園入園は、ボクの子育てにも大きな影響を与えました。
ボク自身がモンテッソーリ教育に興味を持つようになり、モンテッソーリ教育について学ぶようになったのです。
モンテッソーリ教育という一つの指針ができたことによって、子育てもだいぶ楽になりました。
悩んだ部分があっても、ベースとなる考え方があるので、試行錯誤がしやすいですし、自信を持って子ども達に向き合うことができます。
そして、家での取り組みの重要性も認識しました。
幼稚園で様々な事を学んでも、それを活かすも殺すも家での関わり方次第だと考えています。
子ども達にとって、一番長い時間を過ごすのは家。
幼稚園で学んだことをいかに育ててあげるかが大事になってきます。
同じ教育指針の人たちと出会える
長男のお迎えに行くと、そのまま近くの公園で遊んで帰ることがあります。
もちろん、他の子も遊んでいたりするので、他の親御さんとお話しする機会があるわけです。
すると、子ども達への声かけや、接し方で共通点をたくさん見つけることができます。
そして、大体同じ悩みがあるわけです(笑)
考え方は人それぞれですが、ベースとなる考え方が同じなので、共通項が見つけやすくて馴染みやすいというメリットがあります。
まとめ
多くの人に認知されるようになったモンテッソーリ教育。
「幼稚園・保育園」という環境で、モンテッソーリの考え方に触れることができるのは、子ども達にとって、とても貴重な体験になると思います。
長男はまだ卒園まで時間がありますが、総じて長男をモンテッソーリ幼稚園に入園させて良かったと思います。
普通の園では体験できないようなことも多く、何より縦割り保育が長男に合っていたのでしょう。
人見知りの長男ですが、お兄ちゃん達に可愛がってもらって、家で名前が出てくるのは上の子ばかり。
しかしながら、今は自分がお兄ちゃんの立場になって、言う事を聞かない年少さんたちに四苦八苦しているようです。
(親の気持ちが少しは分かってもらえるとありがたいのですが…。)
モンテッソーリ教育を実践している幼稚園・保育園は全国にあります。
もし興味があるなら、一度調べてみてもいいかもしれません。
(園によって取り組み方が異なるので、必ず一度は見学されることをお勧めします。)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ではまた!